エンジニアが正社員として働いているときに感じる苦労が、スキルアップしにくいことです。経験の浅いうちは技術力がアップするような仕事をしたいという気持ちになりますが、任される仕事としては資料作成である場合が少なくありません。それも、同じような内容の資料を作成することの繰り返しになります。
この仕事はエンジニアの楽しさを感じられるような内容ではないので、若い人ほど苦しさを感じるでしょう。しかし、資料作成ばかりを依頼されるのは、まだ自分の実力が伴っていない証拠です。そこで落ち込むのではなく、努力するのが大切になります。
勤務時間はスキルアップしにくいですが、スキルアップの時間が全くないわけではありません。できるだけ早くスキルアップして、エンジニアとしての技術を活かせるような仕事を行いたいのであれば、休日を使ってスキルアップを図るのが効果的です。例えば、自宅でプログラミングを練習したり、ネットワーク技術の知識を深めたりすることはいいスキルアップ方法でしょう。
自分で勉強するのが難しいと感じるのであれば、先輩のエンジニアに教えてもらうのも有効です。先輩の持っているスキルを吸収することで、エンジニアとして成長が見込めます。資料作成しかできない間にエンジニアとしての技術力を高めておけば、将来的に難易度の高い仕事を依頼されることも出てくるでしょう。早いうちにスキルアップすることで、同期入社したエンジニアとの差を広げることができます。